InterOpto2000の報告

～RWCプロジェクトの光インターコネクション技術開発～

当研究組合では、本年7月に開催された光産業の国際総合展「InterOpto2000」（テーマ：光 世界を結ぶ）において、RWCプロジェクトにおける光インターコネクション技術開発についてのパネル及び成果物の展示を行いました。以下、その概要を報告します。

1. InterOpto 2000（インターナショナル・オプトエレクトロニクスショー2000）
・会期：平成12年7月11日（火）～7月14日（金） 4日間
・会場：幕張メッセ（9～10ホール）
・出展社数：254社（581小間）
・参加者：80,285名
・主催・共催：（財）光産業技術協会・日本工業新聞社

InterOpto 2000全景

2. RWCPにおける光インターコネクション技術のパネル展示
　・RWCPの展示ブース：No.232（小間面積18m2）
　・展示内容：RWCプロジェクト及びプロジェクトにおける光インターコネクション技術開発について - RWCプロジェクトの概要 - 光インターコネクション技術の研究開発と成果 　 組合員企業8社の研究テーマと内容のパネルによる紹介及び一部成果対象の展示
　・研究テーマ：
（1）並列分散計算機（RHiNET）用大容量光ネットワークスイッチ（光インコネ日立研究室）
（2）高密度光バス（光インコネ沖研究室）
（3）システムLSI向け光IPコア及び長波VCSEL（光インコネNEC研究室）
（4）波長多重伝送用ファイバグレーティング半導体レーザ（光インコネ住電研究室）
（5）空間分割多重光インターコネクション（光インコネ日板研究室）
（6）無調芯型面発光LDモジュール（光インコネ古河研究室）
（7）スキュー低減型多芯高速伝送路（光インコネフジクラ研究室）
（8）InGaAs3元基板上の1.3μm半導体レーザ～光インターコネクション用低電圧動作面発光レーザに向けて（光インコネ富士通研究室）

RWCPブース(7/11 a.m.)

今年は各研究室のWeb pageにアクセスして説明

・概況：　RWCPの展示ブースは、国公立研究機関コーナーの一角を占め、今回は、昨年の展示小間面積を2倍（18m2）にして各パネルと一部成果対象物を展示した。また、各研究室が分担して2名の説明員を置き、来場者への説明や質問対応等のサービスを図った。 展示面積の拡張に伴い小間の展示装飾も一新し、ブース内でRWCPホームページ及び各研究室紹介・研究成果ページへのアクセス・サービスを実施したほか、RWCプロジェクトの研究成果であるビデオを上映し、来場者の参考に供した。