「Toward Advanced Human Interface」

　このビデオは、1998年7月26日から30日まで米国 Wisconsinで行われた国際会議AAAI-98に出展した、ノートブックサイズのマルチモーダルパソコン（MMPC）によるデモンストレーションの模様を軸に、マルチモーダル機能及び情報ベース機能つくば研究室の最新研究成果をまとめたものです。
　AAAIの展示会場で、音声やジェスチャ認識、音声要約、検索システムなど、人間とコンピュータのインタフェースを進歩させた数種類のソフトウェアのデモを行ったところ、参加者からは以下のような反響を得ました。
＜お断り＞AAAI展示会場内での突然のインタビューのため、すべての方のお名前、所属等をお伺いできなかったので、このビデオについてはお名前等を省略させていただきました。

「私もジェスチャ認識の研究をしていますが、RWCのアプリケーションは非常に良くできていると思います。ソースコードが欲しいですね。」

「スピーチと映像のイメージを一つのコンピュータ、つまり小さなCPUでリアルタイムに認識できるシステムは素晴らしいです。これから役立っていくと思います。」

「大量の映像のデータベースを扱い、それを自己組織化し、また高速サーチして検索まで出来るシステムに魅かれました。」

「いろいろなデモンストレーションを見せてもらいましたが、会話音声と映像の情報を採り入れ実用的なアプリケーションとして使用でき、素晴らしいものだと思いました。」

「なかなか力の入ったデモがたくさん見られたと思います。ただ、そういうのを具体的なシステムとして使っていく時にけっこう難しいところがありますね。例えば、手を振る動作、方向に全然関係なく後ろから振ったりすると、それを認識していくためにいろいろな問題があるということですね。システムとして仕上げていく場合には問題点がたくさんあると思いますが、それをクリアして良い技術が出てくればと思います。がんばってください。」

「比較的単純なテクノロジーで、それにもかかわらず非常に面白いことができることを実証的に試していらして大変面白いと思いました。」

　このように、RWCPの技術開発は、ここ数年で世界的に高い評価を得るようになりました。これからも、広く使ってもらえる技術を目指して、プロジェクト終了までの残り2年余、研究開発を進めてまいります。
　これまでの成果をビデオでご覧になりたい方には、上記のビデオを送付致しますので、以下の宛先までお申し込み下さい。

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