情報処理学会 平成８年度山下記念研究賞 受賞報告

受賞者：石川　裕　　TRC 超並列ソフトウェア研究室
発表研究会：システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会
発表年月日：平成7年11月7日
論文名：並列プログラミング言語 MPC++ のワークステーションクラスタ上での実現

受賞者：伊藤慶明　　TRC 情報統合研究室
　　　　（現在は川崎製鉄株式会社　水島製鉄所　企画部システム室）
発表研究会：音声言語処理研究会
発表年月日：平成7年7月20日
論文名：同時複数話者の会話音声およびジェスチャのリアルタイム統合理解による Novel Interface System

　山下記念研究賞は、情報処理学会の研究発表会および研究会主催シンポジウムにおける研究発表論文の中から選ばれた優秀な論文の発表者（登壇者）に贈られる賞です。この賞は、以前は「研究賞」と呼ばれていましたが、情報処理学会初代会長故山下英男先生のご遺族から寄贈された資金を活用し、平成６年度から「山下記念研究賞」となりました。

　情報処理学会には現在、24の研究会があり、前年度および前々年度の研究会（シンポジウムを含む）発表論文の中から、各研究会主査より推薦された論文24件がこの賞に選ばれました。

　今回は、RWCから2件の論文が選ばれ、ダブル受賞となりました。授賞式は、来る9月4日（水）～6日（金）に大阪工業大学にて開催される第53回全国大会の席上、行われます。また、情報処理学会誌11月号に受賞者の紹介が掲載される予定です。